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Qualisysのモーションキャプチャシステムは、カメラが高解像度で精度も高く、リアルタイムでの遅延が低いことからロボティクスの研究分野でも活躍しています。2足歩行のロボットを制御する際に人のデータ計測やドローンなどの飛行物体、自動で移動するロボットのリアルタイム制御、アームロボットの各剛体の計測に使われています。Qualisysでは、PythonやC++、C#、JavaなどのSDKはもちろんのことMatlabやLabview、Simulinkのプラグインがあるため、Qualisysで取得している3次元位置(x,y,z)や回転角(yaw,roll pitch)のデータを毎フレーム、サードパーティのソフトウェアにリアルタイム出力できます。
さらにQualisysのシステムは、ROS(Robot Operating System)に対応しています。

特長

  • ■最高画素2600万のカメラ
  • ■ROS (Robot Operating System) に対応しており、計測しているデータをリアルタイムに送り、Ubuntuで制御可能
  • ■複数の剛体データ(x,y,z,Roll,Picth,Yaw)をリアルタイムに取得可能
  • ■晴天の屋外でも計測可能
  • ■Python,C#,C++,Java,Matlab,Labviw,Simulinkのプラグイン
  • ■世界初の水中モーションキャプチャカメラにより、水中ロボットの動作計測・制御可能

ドローン

Qualisysのモーションキャプチャシステムでは、カメラレンズのフィルターだけでなく、ソフトウェアでも太陽光のノイズを処理できるため、屋内だけでなく屋外の計測にも対応可能です。

さらにQualisysのパートナー企業でもあるCrazyflieのような小さなドローンも計測・制御可能で、複数のドローンの計測・制御も可能で、もちろん全てのドローンのIDも認識することができます。Crazyflieのセットアップソフトウェアで簡単にQualisysのシステムとの連携が可能です。

ヒューマノイドロボット

高精度なヒューマノイドロボットの実現には、まず人の動作計測が必要となります。もちろんQualisysでは、フォースプレートや筋電計との完全同期での計測が可能で、全てのデータはQualisysのソフトウェアで保存可能です。特にフォースプレートは、リアルタイムで足首、膝、股関節のトルク計測ができ、これらをロボットにフィードバックできます。Qualisysを使用することでより安全で精度の高いロボットを実現させます。

水中ロボット

Qualisysのカメラは、水中ハウジングした水中専用のカメラもあります。これを使用することに、水中ロボットの位置及び角度(姿勢)をリアルタイムに計測・制御することができます。水中専用カメラ、青色のLEDを使用しております。